2015年12月29日火曜日

鉄筆通信を更新しました。

書店向け注文用紙「鉄筆通信」を更新しました。
今回は、本屋でんすけさんのにゃわら版でご紹介いただいた『人類のためだ。』をPOPサイズほぼ原寸大で掲載しています。
著者、藤島大さんが年明け1月6日(水)朝8時20分~の文化放送ラジオ「グッモニ」に出演決定。ラグビーの魅力について熱く語ります。お楽しみに。

http://teppitsu.blogspot.jp/p/blog-page_29.html

2015年12月16日水曜日

本日発売『ピエールとリュース』の宣伝スケジュールについて

本日から発売開始される『ピエールとリュース』の宣伝スケジュールを、書店向け注文書「鉄筆通信」にてお知らせしています。

書店専用(注文書)
http://teppitsu.blogspot.jp/p/blog-page_29.html

2015年12月11日金曜日

藤島大さんの名コラム、『闘争の倫理』を紹介

スポーツライター藤島大さんが、自身のコラムで『闘争の倫理』(大西鐵之祐)を紹介してくださいました。多くの人に読んでほしい名コラムです。
SUZUKI RUGBYコラム・友情と尊敬 第122回「割り切れぬから本当」藤島 大
http://www.suzukirugby.com/column/

早稲田大学ラグビー部HPでラグビー書2冊紹介

現コーチ・吉上耕平さんのご尽力により、大西鐵之祐著『闘争の倫理』、藤島大著『人類のためだ。』をラグビー部寮に寄贈しました。
大西先生、藤島さんともに早稲田ラグビーOBによる思想・哲学書をぜひ若い人たちにも受け継いでいってほしいと思っています。

以下、紹介記事より抜粋。
「これからの早稲田大学ラグビー蹴球部が新たなステージへ進むためにも大事なメッセージがたくさん詰まっていると思います。加えてスポーツとは何かを考えるよいきっかけになるでしょう。何故自らがスポーツをするのか、スポーツの価値とは何かと向き合いながら自らのプレーの向上に役立てたいと思います。」


詳細はこちらで。
早稲田大学ラグビー蹴球部「主務部屋」第14回
http://www.wasedarugby.com/topics_detail4/id=3727

2015年12月9日水曜日

「本TUBEラジオ」に出演しました

旭屋書店がスポンサーの「本TUBEラジオ」(文化放送)に出演しました。白石一文さんほかご縁についてお話しました。
こちらで視聴できます。11分くらい。
http://www.joqr.co.jp/hon/

2015年11月18日水曜日

鉄筆文庫12月新刊案内

鉄筆文庫の次回新刊は、フランスのノーベル文学賞作家、ロマン・ロランが第一次大戦中に執筆し、大戦後の1920年に発表した恋愛小説『ピエールとリュース』です。戦時下のパリで繰り広げられる汚れを知らぬ若い男女の悲恋の物語。私は中学生の時に角川文庫版を読んで、不眠に陥るほどのショックを受けました。
いつものように書店初回希望数を承ります。11月30日(月)締切。



2015年11月13日金曜日

鉄筆通信を更新しました。

鉄筆通信を更新しました。
11月12日(木)発売「Tarzanターザン」にラグビーエッセー選集『人類のためだ。』書評掲載、など。


日本体育協会発行の「Sports Japan」で『人類のためだ。』が紹介されました。


2015年11月11日水曜日

男の隠れ家ムック『小さな出版社のもっとおもしろい本』

昨年発売の第一弾が好評だったようで、改訂版が刊行されました。
『小さな出版社のもっとおもしろい本』(「男の隠れ家」教養シリーズ)
鉄筆社は32Pに登場しています。


2015年11月3日火曜日

連載コラム更新

「片隅」連載コラムが更新されました。第6回「起きんか! ひろあき」。白石一文さんとの出会いについて綴っています。
http://m.kaji-ka.jp/daily/columns/publisher/4986

2015年10月22日木曜日

10月24日(土)の毎日新聞に『菜根譚』と『翼』の広告掲載

鉄筆通信を更新しました。
最新のパブリシティ情報を掲載しています。

10月24日(土)毎日新聞に『菜根譚』と『翼』の広告掲載(一面サンヤツ)
10月24日(土)発売、「ラグビーマガジン」、「サッカーマガジンZONE」に『闘争の倫理』紹介記事が掲載されます。
10月29日(木)発売、『小さな出版社のおもしろい本2』(「男の隠れ家」別冊)で鉄筆社が紹介されます。『人類のためだ。』『闘争の倫理』『翼』なども。
11月6日(金)発売、「サッカー批評」に『闘争の倫理』紹介記事が掲載されます。
11月10日(火)発売、「スポーツジャパン」(日本体育協会発行)に『人類のためだ。』書評が掲載されます。


2015年10月9日金曜日

「鉄筆通信」を更新しました。

鉄筆通信を更新しました。
ラグビー本2冊のパブリシティ情報をお知らせします。
『人類のためだ。』(ラグビーエッセー選集)、『闘争の倫理』(鉄筆文庫)

10月11日(日)……日経半5段(スポーツ特集紙面内)
10月13日(火)……FMふくやま「ブック・アンソロジー」(ラジオ出演)
10月24日(土)……「ラグビーマガジン」「サッカーマガジンZONE」(記事紹介)
11月10日(火)……「スポーツジャパン」(日本体育協会発行誌、記事紹介)
など。


2015年10月5日月曜日

ラグビー書2冊のパブリシティ情報

『闘争の倫理』、『人類のためだ。 ラグビーエッセー選集』がともに好調です。ラグビー日本代表のさらなる活躍に期待しています!

以下、パブリシティ情報です。

10月2日(金)…「週刊読書人」の一面で紹介されました。



10月3日(土)…「毎日新聞」の一面に広告掲載されました(サンヤツ)。


2015年9月28日月曜日

『人類のためだ。』書評、28日は東京新聞

今日は東京新聞、『人類のためだ。』が文化面「エンタメ堂書店」で紹介されています。「ラグビーは自由と公正を重んじるスポーツ」 。短評ですが、ありがたいことです。


2015年9月27日日曜日

9月27日毎日新聞、『人類のためだ。』書評が掲載されました。

今日の毎日新聞、『人類のためだ。』書評が掲載されています。
「日本代表が南アフリカに大金星をあげ、にわかに注目の集まるラグビー。おせっかいながらこれまで見ていなかった人に50編のラグビーエッセーを集めたこの本を勧めたい。」


2015年9月25日金曜日

予告:『人類のためだ。』の書評が9月27日の毎日新聞に登場します

9月27日(日)の毎日新聞に『人類のためだ。』の書評が掲載されるようです。ご注目ください。日曜日には毎日新聞を買いましょう!


2015年9月16日水曜日

WEB文芸誌「片隅」の連載コラムが更新されていました。

九州発!のWEB文芸誌「片隅(かたすみ)」 に連載中のコラムが更新されていました。


魂に背く出版はしない 第4回 「闘争の倫理」 

http://m.kaji-ka.jp/daily/columns/publisher/4012

2015年9月12日土曜日

『人類のためだ。』、『菜根譚』の新聞紹介記事。

9月12日(土)東京新聞19面「こころ」欄で、鉄筆文庫『世俗の価値を超えてー菜根譚』が紹介されました。とても温かい記事です。ありがたい事です。 「その神髄をかみ砕き、独自の解釈を加えた味わい深い書」です。ぜひ読んでみてください。




9月6日(日)西日本新聞の読書欄、紀伊國屋書店福岡店の林栄一さんが『人類のためだ。』を紹介してくださいました。感激です。


2015年9月1日火曜日

人類のためだ。パブリシティ情報

8月25日(火)、エフエムふくやま(広島県)の「ブック・アンソロジー」という番組に、『人類のためだ。』著者の藤島大さんが出演されました。放送はこちらで聴けます。 → https://www.youtube.com/watch?v=97btjKCAuJ4

8月25日(火)発売、「ラグビーマガジン」10月号、プレゼントコーナー、『人類のためだ。』を5名に。



8月23日(日)、TOKYO FM中嶋朋子さんの番組「ふんわりの時間」に出演した幅允孝さんが『人類のためだ。』(藤島大著)をオススメ本として紹介してくださいました。内容はこちらで読めます。→ http://www.tfm.co.jp/funwari/

8月8日(土)、「西日本新聞」。少年から老人まで。楕円球に熱中する人口密度は(おそら)日本一のラグビータウン、福岡。だからでしょう、『人類のためだ。』初の新聞書評は西日本新聞でした。デスク日記「鍛え抜いた体をぶつけ合い」、ご一読ください。 → http://www.nishinippon.co.jp/nnp/desk/article/187359

2015年8月20日木曜日

Number書評

本日8月20日発売の「Numberナンバー」で、『人類のためだ。』が紹介されました。文=幅允孝さん。
「読者の心に火をつける起爆装置のような文章が続き、吸い込まれた読み手はラグビーの神髄に接近していく。」

書店注文書「鉄筆通信」を更新してあります。



2015年7月20日月曜日

WEB文芸誌「片隅」の連載コラムが更新されました。

九州発!のWEB文芸誌「片隅(かたすみ)」 に連載中のコラムが更新されました。

「魂に背く出版はしない」第3回。

http://m.kaji-ka.jp/daily/columns/publisher/3409

2015年6月10日水曜日

「菜根譚」テレビデビュー

おもに関東の書店の方へお知らせします。
6月10日(水)、NHK総合テレビ「ひるまえ ほっと」の番組中で、鉄筆文庫『世俗の価値を超えて―菜根譚』が紹介されることになりました。
女優・中江有里さんのブックレビューのコーナーです。
放送時間は11時05分~11時54分のうちの15分。
放送エリアは関東地方1都6県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬)です。
お見逃しなく?!

2015年5月29日金曜日

5月29日付「週刊読書人」が紹介記事を掲載。

今日29日発売の「週刊読書人」最終面。『翼』と鉄筆社の紹介記事です。◆元気に、出版。出版、元気に。/塩澤実信(しおざわ・みのぶ氏=出版評論家)
http://t.co/jEt0B21CSo http://t.co/k2xGqVM5Uk


2015年4月22日水曜日

伊集院静氏の「週刊現代」連載エッセーで紹介されました。

作家の伊集院静さんが、4月20日発売「週刊現代」の連載エッセーで『世俗の価値を超えてー菜根譚』(野口定男著、鉄筆文庫)を紹介してくださいました。著者はもと立教大学文学部教授で野球部部長、伊集院静さんは立教の文学部&野球部部員として野口先生から学んだとのこと。良いこと書いてあります。ぜひ「週刊現代」を買って読んでみてください。

2015年4月16日木曜日

4月16日(木)搬入発売『世俗の価値を超えて―菜根譚』(野口定男著)刊行にあたって

刊行にあたって

渡辺浩章


戦後間もない1949年のことです。故郷・福岡の高校を卒業した私の父は、本人曰(いわ)くラグビー部に入部するために、立教大学に入学しました。勇んで上京したものの合宿所はなく、部屋を借りるお金もなく、「友達の部屋に転がり込んで」寝泊まりする日々を送っていました。ある日のこと、見かねた野口先生が、父に同居を勧めたそうです。野口先生は当時ラグビー部の部長代理であり、学生の指導係だったのです。これで父の人生は一変しました。大学構内にあったという野口家での下宿生活が始まると生活は安定し、徒歩一分の教室に通わぬわけにもいかず?無事に大学を卒業することもできました。
父は幼くして実の父親を亡くしていたので、大学時代は野口先生を親父と慕って過ごしたそうです。野口先生こそが俺の本当の父親なのだ、だから、野口先生はお前たちのおじいちゃんだ、と常々、父は語っていました。
1964年に私は札幌で生まれ、物心ついたときには福島で暮らしていました。そして68年に一家は福島から東京へと引越します。以来、74年に福岡へ転居するまでの6年間、私たち家族は野口先生の御自宅を頻繁に訪問するようになりました。
野口家は埼玉県の新座に居を移していました。志木駅の改札を抜けて陽の沈んでいく方角へバス通りを直進すると、駅から離れるほどに畑や林がひょっこり現われます。あるところで角を曲がって小路に入り、栗林の間を抜けると、木々に囲まれた一軒家に辿り着きます。野口先生の御自宅です。幼かった私は、そのようにして月に数度は野口家を訪問し、先生から「論語」の指導をうけていました。
正直にいえば(先生には申し訳ないのですが)、論語そのものはあまり記憶に残っていません。栗林に続く小路への曲がり角の目印も忘れてしまいました。そもそもバス通りを歩いていたのか、あるいはバスに乗っていたのか……、どちらでもあったのかもしれません。でも、東武線の電車の床が木の板であったことや、木の床の放つ匂いは覚えています。帰り道、自宅近くの中華屋で食べたしょうゆラーメンの味を、ナルトの渦模様を覚えています。
論語教室に通っていたのは私のほかに二人の兄と母との計4人でした。4人揃っての通学はなぜか平日の午後であり、授業が終わればすでに夕方なのにすぐには帰らず、応接間に居残って菓子や果物を御馳走になったこともしょっちゅうでした。それでも最後はしょうゆラーメン。いま思うと、しょうゆラーメンを誰よりも楽しみにしていたのは、母だったような気がします。
 野口先生の論語教室でもっとも強く印象に残っているのは、先生から手渡される手書きのテキストです。論語の文章を音読するために用意されたテキストには、万年筆で書かれた沢山の文字が原稿用紙のマス目に並んでいました。私のテキストは、すべてが平仮名でした。二人の兄のテキストは、漢字と仮名の使用加減がそれぞれに異なっていました。つまり、三兄弟それぞれの学力に応じて書き分けてくれていたのです。
また、論語の講義の途中で先生は、子どもにも分かるようにやさしく、たとえ話をされていました。幼い私に論語は難解でしたから、たとえ話の方に興味をもって耳を傾けました。本書においても、「菜根譚」の訳文よりも先生のたとえ話の方になんともいえない優しさと魅力を感じてしまいます。本書の初刊行が73年で、論語教室に通っていた時期とぴたりと重なりますから、本書を読み返すたびに、当時の先生の話がそのまま活字になっているかのような錯覚をおぼえます。
野口先生は、私たち三兄弟の名付け親でもあります。長男が「泰成」、次男が「共久」、三男の私が「浩章」です。私の名前「浩章」は、「広く世の中を見渡して、本当のことを見つけ出して、それを文章にしてみんなに伝える」という意味だとあるとき先生から教わりました。「だから浩章は、新聞記者になりなさい」とも言われました。私は出版社の道を選んでしまい、新聞記者にはなれませんでしたが……。
私にとって、本書は「座右の書」です。大手出版社を辞めて小さな出版社を起こした今では、その航海に欠かせない「羅針盤」となりました。鉄筆文庫として復刻した本書が、一人でも多くの方にとっての「座右の書」となり「羅針盤」となりますように願ってやみません。
本作品は1973年4月に新人物往来社から刊行された『世俗の価値を超えて―菜根譚』を文庫化したものです。文庫化にあたり誤字・脱字やルビの加筆修正等を行いました。

2015年3月

2015年2月2日月曜日

鉄筆文庫003は4月中旬発売に決定。

鉄筆文庫003は、『世俗の価値を超えて―菜根譚』(著者・野口定男)、4月中旬発売と決定しました。
野口定男先生は、もと立教大学文学部教授(中国哲学専攻)。ラグビー部・野球部(長嶋茂雄・一茂など輩出)の部長などを歴任。訳書は『史記列伝』(平凡社ライブラリー)など。
野口先生は、私の父が立教大学ラグビー部時代には、ラグビー部部長を務めていました。私の父は在学中、野口先生宅に下宿し、寝食をともにしました。野口先生は父にとって恩師・恩人であることは間違いありませんが、幼少時に実父を亡くしていた父は、野口先生こそが「父親」だと、慕い続けていました。
また、野口先生は私の名前「浩章」の名づけ親でもあります。当然、私も野口先生の教育に接し、著書を読んで育ち、父同様に相当影響を受けました。そんな縁もあり、この本はいわば、私にとって「座右の書」なのです。


↓写真は昭和48年(1973年)に刊行された単行本(新人物往来社)


2015年1月23日金曜日

著者も絶賛の『霧の犬』書評

こちらは、著者の辺見庸さんも絶賛する元担当編集者の方による書評記事です。ぜひご一読ください!

「映像化されれば、すばらしい映画が生まれるだろう。殺しやエロスにもことかかない。
三本肢の犬は、たぶん人びとに最期の幸せをくばるために、霧のなかを歩いている。滅びの日。それはとつぜんやってくる。読者はいまを問われるだろう。」

http://kimugoq.blog.so-net.ne.jp/2014-12-11

『霧の犬』新聞書評続々……「不安な現代の兆しと気配を体現した傑出した書」

辺見庸『霧の犬 a dog in the fog』の新聞書評が各紙に続々と掲載されています。
評者は文芸評論家・横尾和博氏。
1月11日(日)に「中国新聞」に掲載されたのが始まりですが、1月18日(日)には「河北新報」と「上毛新聞」に掲載されました。共同通信による配信記事と思われますので、今後も各紙で紹介されることと思います。ぜひご一読ください。


2015年1月16日金曜日

「週刊新潮」で瀧井朝世さんによる『反逆する風景』書評掲載されました。

鉄筆文庫002『反逆する風景』(辺見庸著)の書評が、発売中の「週刊新潮」1月22日号に掲載されています。
「風景を意味化する時に不要とされがちなそれらの要素に、著者は改めて目を向ける。先入観や常識にとらわれた解釈の脆さを突くその言葉は、今なお絵入りだ。」
評者は瀧井朝世さん。ありがたいことです。
少しずつですが、じわじわと、『反逆する風景』は売れています。ぜひ書店店頭でお買い求めください。